便秘とストレスについて

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便秘とストレスの関係は?

 

管理人の加藤です。

 

このページでは、便秘とストレスの関係について
まとめてみました。

 

ストレスが原因で便秘になるのか?ということや、
私が実際にストレスで便秘がひどくなってしまい
病気になった体験談、そしてストレスで便秘に
なっている場合の改善方法などを紹介します。

 

 

 

〇ストレスで便秘になる?

 

ストレスは便秘の大きな原因になります。

 

その理由はストレスを感じると交感神経が
活発となり、自律神経のバランスが崩れる
ということに繋がるからです。

 

 

胃腸などは自律神経のうち主に副交感神経
によって制御されていて、副交感神経が活発に
なるとぜんどう運動などの働きも良くなります。

 

逆に、交感神経が活発になると胃腸の働きが
低下するので、それが原因で便秘になって
しまうことに繋がるということなんですね。

 

 

普段便秘気味だなぁと思っている人が
ストレスを感じることでより便秘がちに
なってしまったりします。

 

また、旅行に行ったり、一人暮らしを始めて
環境が変化した場合などに便秘気味になる
ということもある意味でストレスによる便秘と
いえるのかなということです。

 

 

便秘で悩んでいると毎日が憂鬱に感じて
本当に嫌ですよね。

 

そういった、「便秘でいることに対してストレスを
感じる気持ち」を日々感じると、さらにストレスを
生み出してしまうことになり、便秘がより酷くなる
可能性があります。

 

そうして便秘がストレスで酷くなっていくと、
病気に繋がってしまうことにもなりかねません。

 

 

なので、ストレスを対策することは非常に大切です。

 

 

また、ストレスを感じる事で便秘以外にもお腹の
不調を感じる場合もあるのではないでしょうか。

 

例えば、緊張した時や不安や心配事があると
腹痛がおきてお腹がいたくなったり、下痢に
なってしまったりという場合です。

 

私も実際に、移動中にお腹が痛くなったりしたら
やだなとか不安に考えていたら、腹痛を感じて
しまったというお腹の不調が起きた経験があります。

 

 

一度そういった経験をすると、また移動中にお腹が
痛くなったらどうしよう・・・という不安を感じるように
なってしまいさらにストレスを生むんですよね。

 

そして、そういったストレスを感じることが多くなった
私は便秘気味というところからどんどん便秘が酷くなり、
最終的にストレスが主な原因と言われている
過敏性腸症候群という病気になってしまいました。

 

 

その経験談を紹介します。

 

 

 

〇ストレスで便秘が続いて病気になった経験談。

 

私は小学生くらいの時からどちらかというと
便秘気味で、トイレに行ってもでない事が
多かったです。

 

その便秘が影響していたのか、たまにお腹が
痛くなることがあり、保健室にお世話になる
事もちょくちょくありました。

 

でも、凄いお腹で悩んでいたという記憶はなくて、
便秘気味でトイレにたまにこもってたなぁという
程度の悩みだったんです。

 

 

小学校を卒業して中学生になっても便秘気味の
体質は続いていました。

 

思い返すと中学2年生くらいから出ない日の方が
多くなり、完全に便秘体質になってしまっていた
ような気がします。

 

 

まだその頃はたまにですが、便意は自然に
起きていた記憶があります。

 

でもその便意が起きていたのが学校の授業中
だったんですよね。

 

授業中に便意が起きても、トイレに行きたいと
いう事が恥ずかしくて言えず、ガマンを続けて
いくうちに、便意が起こらなくなってしまいました。

 

 

そして、中学3年生の時に便秘の症状はさらに
重くなってしまったんです。

 

理由はストレスの影響だと思います。

 

受験のストレスが大きかったのか、便秘が続くと
腹痛になってしまい、そこから下痢をするという
パターンを繰り返すようになってしまいました。

 

あまりに辛かったので病院へ行って診察を受けると
過敏性腸症候群という病気だと言われました。

 

そして、その症状のせいで学校は休みがちに
なりました。

 

 

高校へ進むと受験などのストレスが無くなったからか
大分症状は和らぎました。

 

便秘気味ではありましたが、まだマシでしたね。

 

 

そして、高校卒業後に症状が再発。

 

その後ずっと便秘と下痢を繰り返すという
症状に悩まされて生きてきました。

 

その間、何回も病院へ行って診察を受けたり
病院を変えてみたり、薬を飲んで治療をしてきたり
便秘に良いというサプリなどを試してみたりしました。

 

 

浣腸などを試していた経験もありますし、
病院でお腹の検査も何回かしました。

 

結構最近まで続いていたので、15年以上は
悩まされてきたと思います。

 

 

そんな私ですが、ここ最近になってようやく症状が
落ち着いてきました。

 

生活習慣や食事といった部分に目を向けて、
少しずつ改善を重ねてきたことが良かったのかな
と感じています。

 

 

また、自分はストレスを溜めこみやすい性格なんだ
ということを自覚したこと。

 

そしてストレスを解消するための行動について勉強し、
自分に合う方法を見つけて、毎日リラックスする時間を
取り入れるような工夫などもしたことが良かったのかな
と思っています。

 

 

 

〇過敏性腸症候群とは?

 

私は中学3年生くらいの時に、過敏性腸症候群と
病院で医師に診断されました。

 

過敏性腸症候群はIBSとも呼ばれている病気で、
便秘や下痢、腹痛やガスなどの症状があります。

 

この過敏性腸症候群はストレスによって
起こることが多い病気です。

 

 

私は元々便秘気味だったのですが、便秘から
腹痛が起きて下痢になるという症状を繰り返す
ようになりました。

 

この症状は過敏性腸症候群の交互型とか
交替型と言われる症状です。

 

他には、下痢型や便秘型と言った症状があります。
ガスに悩まされるガス型というのもあるようです。

 

 

当時の私は病院で過敏性腸症候群だと診断されるまで
ストレスがお腹にそこまでの影響を与えるということを
知りませんでした。

 

私が腹痛を訴えたり、便秘や下痢で悩んでいて
学校を休みがちになったとき、親には精神的に
弱いからじゃないかという感じで言われた覚えが
あります。

 

実際にストレスなどの精神的なものが便秘や腹痛、
下痢といった症状に結びつくとは・・・という感じでしたね。

 

 

この症状が起きるのはストレスが大きな原因だったので、
休日の日などでリラックスできているときにはわりと
お腹の調子は良かったです。

 

でもそのせいで、お腹が痛くて学校を休みたいと言うと
ずる休みだと思われたり、根性がない!と言われたり
していました。

 

そういうこともストレスになっていたし、辛かったです。

 

私としては、こんな辛いのになんでわかってくれないんだ!
という感じでしたが、実際になって経験してみないことには
辛さはわかってもらえないよなぁと今では思います。

 

 

過敏性腸症候群になると、完全に治すのはなかなか
難しいようで、私も15年以上悩まされてきました。

 

その間薬を飲んで治療をしてきましたが、改善が
見られなかったので、今では病院へ行っていません。

 

そのため、今は過敏性腸症候群と診断を受けた
状態からは外れてしまっているようです。

 

 

今は薬を飲まなくなりましたが、前よりも調子は良いです。

 

上でも書きましたが、生活習慣や食事などに
気を付けるようになった事やストレスの解消方法を
学んで、自分なりに毎日の生活の中に組み込んで
いった事が大きいのかなと思っています。

 

 

もし、長い間便秘や下痢、ガスが溜まるなどといった
症状で悩まされている場合、もしかしたらストレス等が
原因となって過敏性腸症候群になってしまっている
可能性があります。

 

 

また、過敏性腸症候群になっていなくても、ストレスを
溜めこんでしまうと便秘の原因になりますし、便秘が
ひどくなる原因にもなるので、ストレスを溜めない事が
重要ではないかと感じています。

 

 

 

〇ストレスが原因の便秘を改善するにはどうすべきか?

 

ストレスで便秘になっていたり、お腹に不調を感じる
場合には、ストレスを溜めない事が何よりも大切です。

 

ストレスは便秘の原因にもなるし、便秘をひどくする
原因にもなります。

 

そしてそれが続いていくと、過敏性腸症候群といった
お腹の病気になってしまうこともあるので、ストレスを
溜めない事が本当に重要だなぁと常々感じています。

 

 

自分自身、ストレスから過敏性腸症候群になってしまった
経験があり、その症状で15年以上悩まされてきました。

 

ずっと薬で治療を続けてきましたが、思うように
よくならなかったので、薬に頼りきっているだけじゃ
いけないと思ったんです。

 

そしてそこから、ストレスを溜めないようにする方法や
ストレスの解消方法を色々と勉強し、実践してきました。

 

そうしてきたことで、薬だけに頼り切っていた時よりも
症状は良くなり、今では大分マシになりました。

 

その経験からストレスの解消方法や対処方法などを
ご紹介していきたいと思います。

 

ストレスが原因の便秘を改善するための参考になれば
幸いに思います。

 

 

ストレスを溜めないようにすることで、気を付ける事は2つ。

 

いかにストレスを受けないようにするか、という事と
受けたストレスをどうやって発散していくのかという事です。

 

 

ストレスを受けないようにするということは中々難しい
事ではありますが、今よりも少しでいいのでストレスを
受けないように気を付ける事が大事だと思います。

 

 

そのためにやるべきことは、まずイライラリストを作ること。

 

イライラリストとはその名の通り、イライラすることや
イライラしてしまったことなどを紙に書き出して、
リスト化するということになります。

 

書き出すのは本当にささいな事でかまいません。

 

 

例えば、私が書き出したイライラリストには、

 

・部屋が汚くて、気になってイライラする

 

・朝もう少し寝ている余裕があったのにスマホの
 着信音に起こされてイライラした

 

・帰宅後にやろうと思っていた事があったのに
 疲れて寝てしまって、できなかった自分にイライラした

 

このような感じの事を書き出していました。

 

 

こういった、ささいだけどちょっとイライラしたなぁ
という事の積み重ねが大きなストレスになって
しまうことが多いと私は感じています。

 

 

なので、こういった小さなイライラをできる限り
書き出して、こういった事に対して自分は
イライラしているんだなー、と客観視すること。

 

そして、そのイライラリストに書いてあることを見て
このイライラは失くせそうだなーという事について
取り組んでいくこと。

 

そうやってイライラリストの中の項目を1つでも
少なくしていくことが、ストレスを溜めないように
するための第一歩かなと思っています。

 

 

 

そして次に大事なのが、受けてしまったストレスを
適度に発散し、解消していくことです。

 

ストレスを解消するために良い方法について
7つほど以前勉強した情報を紹介します。

 

 

1、運動やエクササイズをすること

 

2、店舗の遅い音楽を聴くこと(クラシックなど)

 

3、家族や友達と過ごすこと

 

4、マッサージをすること

 

5、散歩など外を歩くこと

 

6、好きな本を読むこと

 

7、瞑想をすること(マインドフルネス)

 

 

この7つの中で自分にできそうな物や自分が好きな物などを
毎日の生活の中に取り入れてストレスを解消していけるように
していくと良いと思います。

 

 

ちなみに、私が普段実践しているストレス解消法は、

 

・軽い運動をすること

 

・読書を30分程度すること

 

・寝る前に瞑想をすること

 

・週末に友達と会って、話をしまくること

 

・あとは好きな事に没頭すること

 

などです。

 

軽い運動は、30分くらいのウォーキングやなわとび運動、
または軽いジョギングなどを行っています。

 

ウォーキングは散歩気分で行うこともあり、それも中々
いいのかな?と思っています。

 

 

次に読書ですが、時間を作って自分の読みたいなと
思う本を読むようにしています。

 

小説やビジネス書、実用書、趣味の本など色々です。

 

 

そして寝る前に瞑想をするということですが、
寝ながらヨガというアプリを使って音声の
ガイドに従って瞑想を行っています。

 

瞑想をやってみるとなかなかリラックスできて、
そのまま寝てしまうこともあります(笑)

 

私的には寝ながらヨガ結構おすすめです。

 

 

あとは、週末に友達と会って話をしまくることは、
やっぱり他愛もない話とかを仲の良い友人と
気を使わずに話せるとすごい楽しいんですよね。

 

気持ちよく話ができて、楽しい時間を過ごせると
本当にリラックスできるし、ストレスが軽減されて
いるように感じます。

 

 

そして最後に趣味に没頭することです。

 

私は工作というか物を作ったりするのが好きなので、
粘土とかで何かを作ることに集中したりします。

 

そのことに集中し没頭すると、その時間は他の悩みとかを
考えなくなるので、それがストレスの解消につながっている
ような気がします。

 

 

私が日々実践しているストレスの解消方法は以上です。

 

 

 

〇まとめ

 

ストレスで便秘になってしまう原因やストレスで便秘がひどくなり
病気になってしまった体験談、過敏性腸症候群という病気の事、
そしてストレスで便秘になっている時の対策などをざっとまとめて
紹介してきました。

 

ストレスは自律神経のバランスを崩してしまうことに繋がり、
その結果便秘や下痢などお腹の不調につながってしまいます。

 

また、ストレスから過敏性腸症候群になってしまう可能性も
あるので、ストレスを溜めこみすぎないようにすることが大切です。

 

 

そのためにまずは自分がどんなことにストレスを感じているのかを
知るためにイライラすることやイライラしたことについて書きだして
リスト化してみること。

 

そしてその中から排除できそうなイライラがあれば、それを片付けて
一つでもストレスを感じる事を減らしていくこと。

 

それと同時に日々の中で私がご紹介したようなストレス解消方法を
取り入れていき、自分に合った方法でストレスを発散させていくと
いいのではないかなと思います。

 

私はそのようにしています。

 

 

 

最後にストレスを解消系の本でオススメの本を紹介します。

 

その本は、「リラクセーション反応」という本です。

 

不安や軽・中等度のうつ、怒りや敵意、不眠、過敏性腸症候群、
などなど多数のストレス関連病に有効だというリラクセーション反応
というテクニックについて書かれている本です。

 

良い本なので気になる方は読んでみてもいいかもしれませんよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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