便秘の改善

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便秘の改善をする方法

管理人の加藤です。

 

このページでは便秘を改善する方法について
まとめてみました。

 

 

便秘を改善したいと思っても、なかなか治らずに
悩んでいたりしませんか?

 

もしかしたら、あなたの試している改善方法は
自分の便秘の原因に合っていない方法で、
そのせいで便秘が改善しないのかもしれません。

 

 

 

便秘を改善するためには、まずはじめに自分がなんで
便秘になってしまっているのかという原因を知ることが
改善のための第一歩だと私は思っています。

 

 

というのも便秘の改善方法にもさまざまな方法があるので、
自分の便秘の原因に合っていない間違った方法を
試してしまうこともあるからです。

 

 

便秘の原因に合っていない方法を試すことで
改善どころか、悪化してしまう可能性もあります。

 

なので、自分の便秘の原因を知り、
それに合った改善策を試していくことが
大切だと思っています。

 

 

私は便秘で15年以上悩み、様々な便秘の改善方法を
調べて勉強し、試してきました。

 

そんな経験から、便秘の改善方法について
8つに分けて紹介していきますね。

 

 

 

 

1、腸の検査をする。(大腸内視鏡検査)

 

便秘が長期間続いていてずっと悩んでいる場合、
もしかしたら病気が原因で便秘になってしまっている
という可能性もあります。

 

その場合は、病院で治療をしないと便秘は改善
できないですよね。

 

 

なので、便秘がもう何年も続いているとしたら、
一度腸の検査をしてみる事も便秘を改善して
いくためには必要なのかなと思います。

 

 

実際に、私は腸の検査をしています。

 

腸の検査をして、腸に異常がないということが
わかっただけでも便秘の症状は少し改善しました。

 

 

腸が健康だということが判明したことで、大腸がんや
その他の病気かもしれない・・・という不安がなくなり
精神的に安心できたからかな、と思っています。

 

 

とはいえ、腸の検査をするということはなかなか
ハードルが高いことですよね^^;

 

検査はお金もかかりますし、怖い気持ちもでてくるし
面倒だなぁという気持ちもわいてきます。

 

 

でも、もう何年も便秘が続いているのなら、
もしかしたらということもあるので、一度
検査をしてみると安心かもしれません。

 

検査で異常がなければ腸は健康だということが
わかりますので、病気かもという心配がなくなって
スッキリしますよ。

 

 

 

 

2、便秘の種類による改善方法

 

便秘には種類があります。

 

 弛緩性便秘(しかんせいべんぴ)

 

 直腸性便秘(ちょくちょうせいべんぴ)

 

 痙攣性便秘(けいれんせいべんぴ)

 

という3種類です。

 

 

それぞれの便秘の種類について原因と
改善方法を紹介しますね。

 

 

 

●弛緩性便秘(しかんせいべんぴ)

 

・弛緩性便秘の原因

 

弛緩性便秘とは、運動不足等のせいで腸のぜんどう運動が
弱くなってしまって、便を押し出す力が弱くなるということが
原因で起きてしまう便秘です。

 

弛緩性便秘は筋肉量が少ない女性や高齢者の方が
なりがちだということ。

 

 

・弛緩性便秘の改善方法

 

原因は主に運動不足なので、日ごろから運動や体操などで
体を動かす習慣を作っていく事が必要です。

 

運動と言っても、激しい運動などをする必要はなくて、
ウォーキングや腹筋などできることからやっていくといいです。

 

また、体操をして体を動かすというのもいいようで、
ひざを抱える体操や、うつ伏せでバタ足をする体操、
ゴロンと転がる体操など、起きたときや寝る前などに
取り入れるといいみたいですよ。

 

 

 

私も車移動が多かったり、デスクワークが多めの
仕事だったりで、かなりの運動不足になっていたので、
まずはウォーキングやなわとびから運動を始めました。

 

運動をするようになって、すぐに便秘が解消したということは
ありませんでした。

 

ですが、運動をしているとお腹のガスが出やすくなっている
気がしますし、以前よりもトイレに行く回数が増えたので、
運動はやっぱりしたほうがいいんだなと感じています。

 

 

 

 

 

●直腸性便秘(ちょくちょうせいべんぴ)

 

・直腸性便秘の原因

 

直腸性便秘とは、便意を感じなくなってしまうことが
原因で起きてしまう便秘です。

 

直腸性便秘の原因は、主に二つあります。

 

一つめの原因は、うんちをしたいと思ったときに
トイレを我慢してしまうこと。

 

トイレを我慢するうちに便意を感じにくくなり、
我慢を何度もしていくことで、そのうち便意を
感じなくなってしまうんです。

 

 

そして二つめは、下剤や浣腸を日常的に
使ってしまっている場合です。

 

便秘が続いているとすぐに出したいと思って
下剤や浣腸を使ってしまうこともありますが、
薬に頼って出すことに慣れてしまうことで、
自然な便意を感じなくなってしまうんですね。

 

こういった原因から便意を感じなくなることで
直腸性便秘が引き起こされてしまいます。

 

 

 

・直腸性便秘の改善

 

直腸性便秘は便意を感じなくなってしまっていることが
原因なので、便意を感じるようになるために生活の中で
改善するための行動をしていくことが大切です。

 

 

生活のリズムを整える事が大事で、夜寝るのが
遅くなり過ぎないことや朝余裕をもってトイレへ
行く時間を作るといったことが重要なポイントだと
思います。

 

 

 

・朝の時間の使い方

 

朝は、起きたらまず水をコップ一杯飲みましょう。

 

そうすることでからっぽになっている胃が刺激され、
便意のきっかけになるからです。

 

 

そしてその便意のきっかけを逃さないように、
朝ごはんを少しでもいいので食べるようにします。

 

朝ごはんはバナナやリンゴなどの果物や
ヨーグルトを軽く食べる感じでもよく、
何かしら食べるということが大事です。

 

 

朝は腸のぜんどう運動がもっとも強い時間帯で
排泄に向いている時間なので、朝ごはんを
少しでも食べて、トイレに行く時間を取ります。

 

便意を感じなくてもトイレに行く習慣を作ることで
便秘の改善に繋がっていくと思います。

 

 

 

・便意を我慢しない

 

また、日中に便意を感じてトイレにいきたくなったら
なるべく我慢しないことも重要ですね。

 

仕事をしていると難しいかもしれませんが、
便意を感じたときにはパッとトイレに行くことを
心がけるだけで、少しずつ改善します。

 

 

私は昔からいつも朝早く起きることが出来ず
朝ごはんを食べてはいましたが、ゆっくりとトイレに
行く時間がとれていませんでした。

 

そうして学校へ行くと、授業中に便意を感じてしまう
ということがよくあったんです。

 

でも授業中にトイレに行きたいとは恥ずかしくて言えず、
我慢をするという事を続けてしまっていました。

 

その結果、便意を感じなくなっていってしまったんだと
感じています。

 

 

でも今は仕事中でも比較的トイレに行きやすい
職場なので、便意を感じたらすぐに行くようにしています。

 

そのおかげか、便意を感じる日が増えました。

 

便意を感じたら、いかにそれを逃さないかということが
便秘の改善には重要だと思っています。

 

 

 

 

・運動をする

 

また、一日の中で運動をする時間を作ることも大切です。

 

軽くでもいいので体を動かすことでストレスの解消になりますし、
弛緩性便秘の対策にもなります。

 

弛緩性便秘のところでも書きましたが、私が良いと思う運動は
ウォーキング、軽めのジョギング、なわとび、腹筋運動などです。

 

 

 

・睡眠をしっかりとる。

 

睡眠中に食事の消化や吸収が行われていますので、
睡眠時間をしっかりと確保することも大事です。

 

睡眠時間が短かったりすると、腸の調子が悪くなる
原因になる可能性があります。

 

睡眠中に食事の消化や吸収が行われているということで、
寝る直前に食事をするのは胃への負担が大きくなるので
辞めた方がいいです。

 

 

あと、胃腸が空にならないと睡眠中に周期的に放出されている
モチリンがしっかりと働いてくれないということなんです。

 

モチリンは、寝てる間に腸の中にある内容物を肛門の方へと
送り出してくれるという働きがあるホルモンです。

 

なので、胃や腸の負担を減らすため、そしてモチリンにしっかりと
働いていただくために、夕食は寝る時間の3時間前くらいには
済ませておくことが大事です。

 

 

 

 

・下剤や浣腸の使いすぎで便意を感じなくなった場合の改善

 

下剤や浣腸の使いすぎで便意を感じなくなったという場合には、
お医者さんに相談することが必要かなと個人的には思います。

 

その上で生活習慣や食事を改善していきつつ、まずは下剤や
浣腸の使用頻度を減らしていくこと。

 

また、下剤を使うとしても腸を刺激する下剤ではなく
マグネシウムなどの下剤を使うようにすること。

 

そして、最終的には下剤を使わないようになることで、
便意を取り戻すことができるのではないかと思います。

 

 

 

 

 

●痙攣性便秘(けいれんせいべんぴ)

 

・痙攣性便秘の原因

 

痙攣性便秘は、精神的ストレスや身体的ストレスのせいで
自律神経が乱れてしまうことで、腸が痙攣したような状態に
なってしまうことが原因で起きてしまう便秘です。

 

 

・痙攣性便秘の改善方法

 

痙攣性便秘はストレスのせいで自律神経が乱れてしまうことが
原因なので、ストレスを溜めない事とストレスを解消していくこと、
そして自律神経を整えることが改善のために必要になります。

 

 

ストレスを適度に解消しないと溜まっていってしまうので、
日常の中で上手く解消していく方法を自分なりに作ることが
大切だと思います。

 

人によってストレスの解消方法は違ってくると思いますが、
例えばカラオケで大声だして歌ってスッキリするとか、
運動をして身体を動かすことでストレスを解消するなどの
方法がありますよね。

 

あとは、好きな音楽を聴いてリラックスする時間を作るとか
自分の趣味や好きな事に没頭する時間を作るなども
いいと思います。

 

 

ストレスをためないようにするには、便秘になっていることを
考え過ぎないことも大切だと思います。

 

 

リラックスする手段としては、呼吸法とかお風呂にゆっくり入るとか
ハーブやアロマでリラックスする時間を作るなどもいいようです。

 

 

・ストレスをためないようにすること。

 

・そのためにストレスを毎日の中で上手く解消すること。

 

この2点が痙攣性便秘の改善に必要なポイントです。

 

 

 

 

 

以上3つの便秘の種類ごとに原因と対策を紹介してきました。

 

これらの便秘の種類はどれか一つが該当していることもあれば、
いくつかの種類が該当していることもあります。

 

 

私は全ての種類の便秘が当てはまっていたと思います。

 

普段は弛緩性便秘と直腸性便秘の症状で、あまりお腹が
動いている感じもないし便意も感じない日が多かったです。

 

しかし、何かのきっかけでストレスが溜まってしまうことで
痙攣性便秘の症状になって、お腹がゴロゴロしたり
腹痛に悩まされたりしていました。

 

 

そして、痙攣性便秘の症状から便秘と下痢を繰り返すようになり、
過敏性腸症候群だと診断されるに至りました。

 

 

私と同じように便秘の症状がひどくならないように、日々の生活の中で
少しずつ改善のためにできることをしていってほしいなと心から思います。

 

 

 

 

3、食事による改善方法

 

便秘を改善するためには、食事が非常に大切です。

 

食物繊維や乳酸菌、オリゴ糖などを含んでいる
腸にいい食べ物を食べる事で便秘の改善にも
繋がっていきます。

 

 

 

・食物繊維

 

食物繊維は、海藻類や果物、きのこ、いも、
野菜などに含まれています。

 

食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維
という2種類がありますが、不溶性2:水溶性1が
理想的なバランスだそうです。

 

ただでさえ不足がちな食物繊維ですが、さらにそれを
バランスを意識して摂取することは大変ですよね^^;

 

なので、まずは量を意識して食べるのが良いと思います。

 

食物繊維の1日の摂取目標量は、

 

成人の男性 : 20グラム以上

 

成人の女性 : 18グラム以上

 

 

ということで、1日に食物繊維を20グラム以上摂取することを
目標にするといいと思います。

 

 

食物繊維を意識して摂るには、和食がおすすめです。

 

あとはりんごやキウイ、バナナなどのフルーツを
食べるのもお勧めですよ。

 

 

私もですが、一人暮らしだとあまり食事に気を遣えないことも
あると思います。

 

そういった場合には、サプリメントなどを上手に利用するのも
イイと思いました。

 

 

 

 

 

・乳酸菌

 

お腹の調子を整えるのによいと言われるのが
善玉菌ですよね。

 

その善玉菌の一つである乳酸菌を日常的に
摂取することもお腹に良い事なので、
便秘の改善につながると思います。

 

 

乳酸菌というとすぐに浮かぶ食品は
やっぱりヨーグルトですよね。

 

ヨーグルトにもさまざまな種類があるので
自分に合った、効果を感じるヨーグルトを
見つけて毎日食べることがいいようです。

 

 

また、みそやしょうゆ、つけもの、日本酒や
キムチなどといった発酵食品には
植物性乳酸菌が含まれています。

 

植物性乳酸菌は生命力が強くて
生きたまま腸に届くということ。

 

なので、ヨーグルトだけでなく
植物性乳酸菌を含む食品を
毎日の食事に積極的に取り入れて
いくことが大切だと思いました。

 

 

 

・オリゴ糖

 

オリゴ糖は善玉菌のエサになるので、
腸内の善玉菌を増やしてくれて
お腹の環境を良くしてくれます。

 

 

オリゴ糖はバナナやハチミツ、ゴボウや
玉ねぎなどの野菜に含まれています。

 

 

オリゴ糖の摂取の目安は1日に
3〜5グラム程だそうです。

 

 

オリゴ糖は砂糖の半分ほどのカロリーなので、
甘味料やサプリで販売されているオリゴ糖を
普段使っている砂糖の代わりに使用するという
方法で摂取するようにするのが個人的には
お勧めですね。

 

また、ヨーグルトにオリゴ糖を入れて一緒に
食べるのも効果的だと思います。

 

 

 

 

4、運動で改善する方法

 

便秘のを改善するには運動をすることも
必要だと思います。

 

私が個人的に効果を感じた運動は、
ウォーキングとジョギング、なわとび、
そして腹筋運動です。

 

ウォーキング・ジョギング・なわとびを
すると、ガスも出やすい気がします。

 

運動をしても便秘に対して、
すぐに効果を感じないかもしれません。

 

でも、毎日ちょっと歩いてみるとか
少し走ってみると言った感じで、
少しずつ生活の中に運動をする
時間を入れていく事で変化していく
と思いますよ。

 

あと、腹筋が弱ると蠕動運動が
起こりにくくなってしまうようなので、
腹筋運動をすることも毎日の中に
取り入れていくことが良いと思います。

 

 

 

 

5、体操による改善方法

 

・ひざを抱える体操

 

あおむけになって両足を伸ばした状態から
片足のひざを両手で抱えつつ胸のほうに
ぐーっと引き寄せます。

 

そこで数秒停止して、戻す。

 

それを反対側の足でも同じ様にやって、
左右数セット繰り返す体操です。

 

 

 

・ばた足をする体操

 

うつぶせに寝て、ばた足をする体操です。

 

ばた足をするときは膝を曲げないようにし、
足を伸ばした状態で左右10回くらい
ばた足を行う体操です。

 

 

 

・ゴロンとする体操

 

体育座りになって、膝を抱えた状態から
後ろへゴロンと倒れます。

 

ゴロンと倒れたあとはその反動を使って
体を前と後ろにゴロゴロさせて、その後
元に戻るという動きをする体操です。

 

1日に20回くらいやるといいようです。

 

 

 

 

6、マッサージによる改善方法

 

・「の」の字マッサージ

 

お腹の上に手のひらを当ててひらがなの
「の」の字を書くように手を動かして行う
マッサージです。

 

お腹の真ん中あたりに手を置いて、
そこから「の」の字をを書く様に
下に動かし下腹部から腸の四隅を
通るようにして「の」の字を書くように
優しくマッサージを行います。

 

 

腸の四隅を意識するのはそこに
便が溜まりやすいという話を以前に
本で読んだからです。

 

10回くらい「の」の字を書く様に
ゆっくりマッサージを行っています。

 

 

 

・左腹トントンマッサージ

 

左腹トントンマッサージは、おへその
下のあたりに右手をおき、左わき腹へ
左手を置いて、指でトントン押すような
感じで刺激をするマッサージです。

 

このマッサージは腰の下に座布団などを
入れて寝て、軽く膝を立てた状態で
行います。

 

トントンする手は両手の指を立てて、
指先でトントンとマッサージをします。

 

 

私は便秘になると左下腹部に
溜まっている感じが強いので
そのあたりの便が動いてくれないかな
と言う感じで、トントンマッサージを
行っています。

 

 

 

 

・腸の押し上げマッサージ

 

垂れ下がった腸を押し上げて揺らして便を
通りやすくするのが目的と言うマッサージで、
本を読んで知りました。

 

自分の腸も垂れ下がっているようなイメージを
持っているので、このマッサージを行っています。

 

 

腰の下に座布団などを入れて寝て、
膝を軽く立てた姿勢で行います。

 

下腹部の方へ両手を当てて、指で軽く
押しつつ腸を上の方(へその方)へ
押し上げるようなイメージでお腹を軽く
マッサージする感じです。

 

 

 

 

 

7、ツボによる改善方法

 

便秘に効くツボは手や足、
お腹や背中にあります。

 

手には「合谷(ごうこく)」や
「支溝(しこう)」といったツボが
あります。

 

合谷(ごうこく)は、親指と人差指の
つけ根の骨が交わるところにあるツボ。

 

少し人差指側の方にあり、親指で
揉むように刺激するといいようです。

 

 

支溝(しこう)は、手首を返したときに
できる横シワから指4本分と少し下の
あたりにあるツボ。

 

腕の2本の筋の間にあり、親指を立てて
強く押し込むように刺激するといいようです。

 

 

 

足には、「足三里(あしさんり)」や
「三陰交(さんいんこう)」といったツボが
あります。

 

 

足三里(あしさんり)は、ひざの皿
外側にある下のくぼみから指4本分くらい
下の筋のあたりにあるツボ。

 

中指で押すようにぐりぐりと刺激すると
いいようです。

 

 

三陰交(さんいんこう)は、内側のくるぶし
の真ん中から、手の指4本分くらい上の
ところにある骨のきわのあたりにあるツボ。

 

立てた親指で強く押し込むように
刺激するといいようです。

 

足のツボは私はどちらもぐりぐりと
親指で刺激しています。

 

 

そして、お腹には、「天枢(てんすう)」、
「大巨(だいこ)」といったツボがあります。

 

天枢(てんすう)は、おへその横の
指3本分くらい外側の位置にあります。
(左右にあります)

 

人差し指、中指、薬指を三本そろえて
左右一緒に少し凹む程度にお腹を
刺激するのといいようです。

 

 

大巨(だいこ)は、天枢のツボがある
場所から指3本分くらい下の位置に
あるツボです。(左右あります)

 

親指を当てて、少し凹む程度に
お腹を左右一緒に押すという感じで
刺激するのといいようです。

 

 

 

背中には「便秘点(べんぴてん)」や
「大腸癒(だいちょうゆ)」といった
ツボがあります。

 

便秘点(べんぴてん)は、背骨から
指4本分くらい外側かつ、肋骨の
一番下の部分から指2本分くらい
下のあたりにあるツボです。(左右)

 

位置がなかなか難しいですよね。

 

ウエストのくびれの部分をつかむように
手を置いて、両手の親指が背中に
あたったところの辺りを刺激すると
だいたいその辺かなというイメージです。

 

だいたいの感覚で親指を当てて
ツボを刺激しています。

 

 

大腸癒(だいちょうゆ)は、腰骨の上の
あたりにあって、指2本分くらい背骨から
外側のあたりにあるツボです。(左右)

 

腰をつかむように手を置いて、
両手の親指で左右のツボを
押して刺激します。

 

 

 

 

以上、便秘に効果があるというツボについて
紹介してきました。

 

手・足・お腹・背中と言った箇所にツボが
ありますが、人によって効果のあるツボと
効果がないツボがあると思います。

 

また、体型などによってツボの位置も
人によって違ってくると思うので、
だいたいこのあたりかなと言う感じで
確かめつつ押していくといいのかなと。

 

ツボを押すのにはそんなに時間も
かからないのでまずは試してみて、
効果のあるツボを見つけていくと
良いと思いますよ。

 

 

 

 

 

8、すぐに出したい場合の改善方法

 

便秘が続いて悩んでいると、

 

「もうだめだ!今すぐに出したい!!」

 

と思う時がありますよね。

 

そんな、今すぐ出したい時の便秘改善方法
について紹介していきます。

 

 

便秘で悩んでいるときに今すぐ出す方法は、

 

・下剤(便秘薬)を使う

 

・浣腸をする

 

といった方法になります。

 

 

正直、下剤や浣腸で出すことはオススメは
できない方法だと個人的には思っています。

 

腸への負担もありますし、使いすぎると便意を
感じなくなくなってしまったり、下剤を使わないと
出なくなってしまったりする下剤の依存症などに
なってしまうこともあるためです。

 

 

 

ですが、お腹が痛くてどうしても出したいとか
お腹が苦しくてしょうがないと行った時には
処置として使った方がいい状況もあるのでは
と感じています。

 

 

下剤や浣腸はできれば、病院へ行ってお医者さんの
指示のもとで使用するというのが良いと思いますが、
そんな余裕もなく、自分で買ってきたものを使うことが
多いと思います。

 

 

私も市販の下剤を使った事もありますし、
市販のイチジク浣腸を使ったこともあります。

 

下剤の場合だと、身体への負担が少ないマグネシウム
などの塩類下剤がいいです。

 

市販のものだと、ミルマグやスラーリアといった薬です。

 

 

塩類下剤で出ないくらい便秘が酷い場合には、
アントラキノン系下剤という腸に刺激を与える
タイプの下剤を使う必要があるかもしれません。

 

コーラックなどの便秘薬ですね。

 

コーラックの場合だと飲んでからだいたい8時間前後に
効果がでてくるようです。

 

 

ですが、アントラキノン系下剤は副作用などの
心配もあるので、本当に緊急の時にだけ
使うようにしたほうがいいと思います。

 

 

そして、浣腸の場合だとイチジク浣腸が有名だと思います。

 

浣腸はお尻から液を注入する薬で、
効果が出るのは早いです。

 

ただ、お尻から液を入れるということに対して
拒否感を感じる方も多いかもしれませんね^^;

 

 

私は小さい頃、お腹が痛くなって病院へ行った時に
浣腸をしてもらって治ったことがあります。

 

看護士さんに浣腸をしてもらい、液を入れてから
5分以上出さないように我慢しなければ
いけなかったのですが、これがきつかったです。

 

液が漏れそうで、早く出したい!早く出したい!
と焦り、凄い急かされるのですが、しっかりと
我慢をしないと、液がしっかり浸透しないんですね。

 

そこの我慢が大変ではありましたが、浣腸は本当に
スッキリした覚えがありますので、速攻で出したいという
場合には使ってみるのもいいかもしれません。

 

 

以上、すぐに出す方法ということで、便秘薬と浣腸について
紹介してきましたが、お腹が痛くて今すぐにでも出したい!
とかお腹が本当に苦しい!という場合には、病院へ行って
診察を受けた方がいいとは思っています。

 

浣腸なども自分でやるより、病院でやってもらったほうが
問題も起きずにスッキリできるのではないかな?と思います。

 

 

ですが、病院に行く時間が無い場合もありますし、
浣腸も人にされるのが恥ずかしいという場合もありますよね。

 

もし自分でやる場合には、しっかりと服用の注意などを
読んで問題なくすっきりできるように使いたいところですね。

 

 

参考になれば幸いです。

 

 

 

 

〇まとめ

 

便秘を改善する方法について8個にわけて
説明してきました。

 

人によって便秘になっている理由や便秘のタイプが
違うと思うので、それぞれの便秘の原因に合っている
改善方法を試すことが重要だと思っています。

 

 

すぐに便秘を改善したい場合には下剤(便秘薬)や
浣腸などの薬を使うことが必要になると思いますが、
それはあくまでも一時的な対処にすぎません。

 

薬で一時的に便秘を改善したとしても、
本質的に改善したことにはならないので、
また同じように便秘を繰り返してしまうと思います。

 

そして、同じようにまた便秘薬を使って出すということを
繰り返してしまうと、それが癖になってしまって、自然な
便意がおきなくなってしまったり、下剤依存症になる
可能性もあります。

 

なので薬はなるべく使わないほうがいいです。

 

 

便秘を本当に改善したいと思うのなら、生活習慣や
食事を改善すること、運動をすること、ストレスを
解消するための行動をすること、そういった部分が
とても大事だと思っています。

 

 

私は便秘で病院へ行き、長い期間薬を飲んで治療を
していましたが、結局しっかりと改善はしませんでした。

 

その経験から、便秘を改善するためには自分の生活を
顧みて、自分がよくないと感じている部分の改善や
食事内容などをしっかりと改善していくことが、
本当に大切だと感じています。

 

 

自分の生活を顧みてみると、寝る時間が遅いなぁとか
朝なにも食べてないし、トイレに行く習慣もないなぁ、
そういえば運動も全然してなかった・・・といった感じで
改善すべきところが見えてきますよね。

 

それを一つずつ改善していくことで、便秘も改善に
むかっていくのかなと感じています。

 

無理せずに自分のできるところから、
改善していくことがポイントです。

 

 

また、長く便秘が続いている場合には一度病院で
お腹の検査をしてみるといいのかなと私は思ってますね。

 

病気があるのかどうか?ということが一発でわかりますし、
腸に異常がないかも知ることができます。

 

そこでもし病気や異常が見つかったとしたら、
早い段階でみつけることができますし、
何も異常がなければ「健康なんだな!」
という自信が付きますよ。

 

その自信のおかげで便秘が解消したり、お腹の調子が
よくなったりするのも検査をするということのいいところかな
と思います。

 

 

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