管理人の加藤です。
この記事では、便秘で医者に行った
けど治らないという場合に、やるべき
３つの改善策について紹介します。
せっかく病院へ行ってお医者さんに
診てもらったのに便秘が治らない
とか、
病院で処方された薬を飲んでも
便秘が改善しない・・・
ということで悩んでいませんか？
私は便秘で病院へ行ったのに
治らないということで悩んだ事が
何度もあります。
病院へ何回も行ったし、病院を
変えたり、内科から胃腸科へ
診察を受けに行ったりしても
改善しなかったんです。
胃腸科は10年以上通っていた
経験があり、過敏性腸症候群
だと診断されたこともあります。
腸の検査をしたとき1度炎症が
あるような結果がありましたが、
その後は特に病気もなく。
薬を飲んで治療していてもお腹の
調子は良くなったような、変わらず
悪いような、なんとも言えない状況
が何年もずっと続いていました。
そうした日々から、薬だけ飲んで
いても便秘は良くならないんだと
いう事を身を持って知ったんです。
そこから、病院へ行くのをやめ、
薬に頼らずに便秘を解消する方法
について勉強を重ねていきました。
様々な情報を調べ、様々な本を
読みました。
そうして勉強をしていった中で
学んだ、便秘を解消するために
重要だと思う３つのポイントに
ついて紹介していきます。。
〇薬を飲むだけでは便秘は治らない。
まず最初にお伝えしたいのが、
薬を飲むだけでは便秘は
治らないということです。
特定の病気が原因で便秘に
なっているなどの場合ならば
薬での治療が必要だとは
思います。
しかし、一般的な便秘の場合は
薬だけ飲んでいても治らないと
私は実感しています。
上の方でも書きましたが、私は
便秘が続いてその後下痢を
繰り返すという症状で10年以上
病院へ通院していました。
過敏性腸症候群だと診断を
受けた事もありまして、処方
された薬を飲んでずっと治療を
続けていたんです。
しかし、薬を飲んでいても結局
便秘は治らなかったんですね。
ちょっと良くなったかな？と感じた
こともありましたが、少し立つと
また便秘になり、その後腹痛から
下痢になってしまいました。
10年以上も通院して薬を飲んで
きたけど、便秘は治らなかったと
いう体験をしたことにより、薬を
飲むだけでは治らないんだなと
強く実感したんです。
薬を飲んでいて治らないという
ことは、別の所に便秘の原因が
あるはずだと思い、勉強を重ね
ていきました。
そして、便秘を治すには薬よりも
毎日の生活について取り組んで
いくことが重要なポイントである
ということを改めて学んだんです。
結論から言うと、やるべき３つの
改善策とは、
・食事の改善
・生活のリズムや生活習慣の改善
・ストレスへの対抗策
という３つになります。
細かく考えていくと便秘の改善を
するためにやるべきことはもっと
沢山あると思います。
ですが、大きく分けてまずはこの
３つについて取り組み、腸内環境
を良くしていくこと。
これが便秘の改善につながり、
そして健康でイキイキとした
毎日に繋がっていくのかなと
私は思うんです。
やるべき３つの改善策について
ご説明する前に、便秘を改善
したいと思った時にこれはやって
はいけないということついて
お話ししていきます。
２、やってはいけない改善策とは？
便秘で悩んでいるときにやっては
いけない改善策とは腸を刺激する
タイプの便秘薬や下剤、浣腸等に
頼ることです。
便秘で悩んでいるとイライラするし
腹痛が心配だし、お腹のぽっこり
具合やおならが気になったりも
しちゃいますよね。
そのため、今すぐに改善したい！
と思って、下剤や便秘薬などを
使用してしまう人もいるとは
思います。
ですが、下剤や便秘薬を使うと
便秘がひどくなってしまう場合も
あるんです。
便秘薬を使うと一時的といえど
スッキリすることできますよね。
そのため、次に便秘になった時も
便秘薬を使って出す、という事が
当たり前になってしまいがち
だったりします。
便秘薬を常習的に使う様になると
・薬が効きづらくなる可能性がある
・自然な便意がおきなくなってしまう可能性がある
などの問題があります。
腸に刺激を与えるタイプの便秘薬や
下剤を普段使いするようになると
だんだんその刺激に腸が慣れて
しまい、薬が効きにくくなるという
恐れがあるんです。
そうなると、どんどん薬の量を
増やして行くことに繋がります。
最初1錠で良かった薬を３錠も
４錠も飲まないと効かないという
状態になりかねないんですね。
さらに、薬で腸に刺激を与えて
便秘を解消しているわけなので
腸の働きが低下したり、自然な
便意を感じにくくなったりします。
便秘薬や下剤がないと便意が
起こらないいう状態になってしまう
のは恐いことですよね・・・。
そうなると薬なしでは自然な排便
が起こらなくなり、便秘薬などの
薬に依存してしまうことにも
つながってしまうんです。
そういった恐れがあるため、私は
腸を刺激するタイプの便秘薬や
下剤、浣腸などはなるべく使用
しないほうがいいと思っています。
便秘薬・下剤・浣腸などは、
緊急時にのみ使う様に、
気を付けていきたいですね。
もし便秘薬・下剤の使用を
考える場合には、副作用が
少ないと言われている、
「塩類下剤」というタイプを使う
のがいいかもしれません。
３、やるべき３つの改善策とは？
便秘で医者へ行き、処方された薬
を飲んでいても治らないという場合
どうすればいいのか？
やるべき３つの改善策を具体的に
ご紹介していきます。
（１）、食事を改善しよう。
便秘になっている場合、まず改善
すべきは食事だと私は思います。
具体的には、やはり食物繊維を
摂ることです。
便秘というと食物繊維を摂ろう
なんてよく言われていますよね。
というのも、食物繊維には
・便の量を増やしたり
・便を軟らかくしたり
といった作用があるからなんですね。
便秘の時に食物繊維を摂る場合
注意する点があります。
それは「水溶性食物繊維」を摂る
ということです。
食物繊維には、不溶性食物繊維と
水溶性食物繊維の２種類があり、
それぞれ特徴があるんです。
不溶性食物繊維は便の量を増やす
という作用があるのですが、すでに
便秘の時にたくさん摂っても逆に
出にくくなってしまう事もあります。
水溶性食物繊維は便を軟らかく
してくれる作用があるので、便秘
の時には水溶性食物繊維を
摂るようにすることを心がけると
良いと思います。
水溶性食物繊維は、海藻類や
オクラ、やまいも等に多く含まれて
います。
食品以外でも、ファイブミニなどの
飲み物やサプリメントなどでも
摂取することはできますね。
また、食物繊維は便秘にいいと
言われていますが、摂りすぎると
便秘になる原因になってしまう事
もあるんです。
野菜を食べまくろう！など極端に
食物繊維の摂取量を増やすの
ではなく、今までよりも多めにする
くらいの気持ちがいいと思います。
また、便秘の解消におすすめな
食品がオリーブオイルです。
オリーブオイルはオレイン酸という
ものが、豊富に含まれています。
このオレイン酸が腸を刺激して
排便を促してくれるそうなんです。
オリーブオイルは、イタリアで子供
の便秘予防に飲ませていると
いう話もあるということ。
オリーブオイルは身体にもいいですし
試してみるのも良いと思います。
私が読んだ本では、比較的多めの
量15〜30ｍｌくらい飲むといいと
書いてありました。
ですが、体質によっては下痢になる
可能性もあるようなので、最初は
小さじ１杯くらいの量から始めてみる
といいかもしれません。
飲むタイミングとしては起き抜けの
空腹時がおすすめです。
1ヶ月程度続けてみて、変化が
あるか見てみると良いと思います。
（２）、生活のリズムや生活習慣を改善しよう。
生活のリズムや生活習慣を改善する
ということも便秘の改善には重要な
ことの一つだと私は思います。
具体的には、
・夜更かしをやめる
・朝ごはんを食べる
・朝にトイレへ行く習慣をつける
・ウォーキングや腹筋などの運動をする
などを生活に取り入れていきましょう。
夜更かしや睡眠不足は自律神経が
乱れる原因になりますし、朝早く
起きれない原因にもなります。
朝ごはんを食べた方がいいのか
どうかは様々な意見がありますが
便秘の人は食べた方がいいと
個人的には思いました。
朝少しでもいいので、食べる事で
食物繊維の摂取量を増やします。
そして朝は腸のぜんどう運動が
もっとも強い時間帯なので、
朝にトイレタイムをしっかりと作り
それを習慣化していきましょう。
あと大事なのが運動です。
寝たきりになってしまった人が便秘
がちになってしまうという話を聞いた
事がありませんか？
やはり運動をしないと腸の動きも
悪くなってしまうようで、その結果
便秘体質になってしまいます。
運動をしたからといってすぐに
便秘が改善されるわけでは
ないかもしれません。
ですが、運動不足は便秘体質を
作ってしまう原因になる可能性が
高いので、毎日適度な運動を
するべきだと私は思っています。
軽く汗を書くスピードで30分程度
ウォーキングをするのがおすすめ
ですが、時間がないということも
ありますよね。
ですので、毎日の移動時に階段を
利用したり、意識的に歩く時間を
増やすという所から取り組んでみると
良いと思います。
また、腹筋が弱るとトイレで息む
とき力が出にくくなってしまうので
腹筋が弱いと感じている方は
腹筋運動がおすすめです。
（３）、ストレスへの対抗策を考えよう。
ストレスも便秘の大きな原因の一つ
だと言われています。
そのため、ストレスをしっかりと解消する
ためにもストレスの対抗策を考えて、
それを行っていく事が大切です。
ですが、ストレスの解消方法と
言っても、何をしたらいいか
わからないという方もいるのでは
ないでしょうか？
おすすめのストレス解消方法を
いくつか紹介してますね。
・イライラリストを作る
ストレスの解消法としてまずご紹介
するのは、イライラリストを作ると
いうことです。
簡単に言えば、イライラしたり嫌な
気持ちになったりしたこと、我慢して
いることを全て書き出すということ
になります。
日記を書くことはストレス解消の
基本中の基本とも言われており、
自分がストレスをどんなことに
ストレスを感じているのかを把握
することにも役立ちます。
書き出してリストを眺めてみる事で
解決策を考えられるかもしれない
ですし、まずは書き出してみること
をおすすめします。
・瞑想をする
瞑想をすることはメンタルにとても
良いと言われています。
瞑想をする際には自分の呼吸に
集中をすることになりますが、
呼吸法がストレスを解消する
ために非常に良い方法だと
いうことなんですね。
呼吸法にも様々なものがあり、
バルーン・ブリージングとか、
イコール・ブリージングとか、
オルタナティブ・ブリージングなど
色々とあります。
ですが、目を閉じてゆっくりと
息を吸い、息を吐くという感じ
で瞑想を試してみるところから
スタートすると良いと思います。
・運動をする
運動はストレスの対策としても
優秀です。
軽いウォーキングをするだけでも
ストレスに強くなれるようなので
運動はやはりした方がいいと
いうことなんですね。
スポーツでオススメなのが、
ボルダリング。
ボルダリングは常に次の自分の
手や足の位置などに意識を
向けていないと落ちちゃいます。
そのため余計な事を考える
余裕がなくなります。
それが瞑想に近い効果を生んで
心配事などのストレスを軽減
できるようなんです。
私も以前ボルダリングを何度か
やったことがありますが、なかなか
楽しくできましたし、のぼれたとき
に達成感もありました。
他の人がのぼっている姿を見る
のも楽しいです。
小柄な女性がすいすい上って
いたのを見たときにはかっこいい
と思いました。
一度試しにやってみるというのも
ありだと思いますよ。
・自然と触れ合う
自然と触れ合うこともストレスの
解消方法として良いようです。
太陽の光を思いっきり浴びたり
自然の中を散策したり。
森林浴がおすすめで、
森林セラピーロードという
森林浴スポットもあるようです。
また、観葉植物を眺めたり
自然音を聞いたりするだけでも
ストレスの軽減効果がある
ということなんです。
〇総論
以上、便秘で医者に行っても治らない
場合にやるべき改善策について、
ご紹介してきました。
色々と書いてきましたが目指す
べきは、腸内環境を良くすること
だと私は思います。
薬をのむだけでは便秘体質の
改善はできません。
便秘体質をしっかりと改善する
ためには薬だけでなく、食事・
生活習慣・運動・ストレスの
対策などを行っていく必要が
あると思うんです。
これらの改善策を実践してもすぐ
には改善されないかもしれません。
便秘で悩んでいると、毎日暗い
気持ちになり、全ての事に対して
後ろ向きになってしまったりします。
そんな状態から早く抜け出したくて
便秘薬や下剤に頼りたく気持ちも
とてもわかります・・・自分もそんな
気持ちになりました。
しかし、根本から治すことに
取り組んでいかなければ
ずっと便秘体質のままです。
腸内環境が良くなれば、便秘の
解消にもつながるし、免疫力アップ
などにもつながり、健康な生活へ
つながっていきます。
さらには腸内環境を整えることは
メンタルの改善にも繋がるんです。
便秘に悩まされ、暗い気持ちのまま
生きていく事は、とてもつらいこと
ですよね。
・便秘のせいで、学校に行くのが嫌になったり
・便秘からの腹痛で、仕事に行くのが憂鬱になったり
・お腹の問題が気になるせいで、恋愛に前向きになれなかったり
・腹痛を恐れて、行きたいところへ行けなくなったり
そんな日々を過ごすということは、
自分にとって何よりも大切な
「時間」を失うことにも繋がります。
そういった悩みから解放され、
明るい気持ちでイキイキとした
健康的な毎日を送れるように、
できる事から試してみては
いかがでしょうか。
何か参考になりましたら幸いに思います。