便秘の原因は食生活

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便秘の原因は食生活のせい?

 

管理人の加藤です。

 

この記事では、便秘の原因は食生活が関係している
場合があるということについてお伝えします。

 

 

私も未だに便秘が完全に治っている訳ではありませんが
男女関係なくこれまでの経験で伝えたい事を4つにまとめました。

 

 

・朝食を完全に抜いてしまっている。

 

・一食であまり食べれなかったり、
 ダイエットなどで食べる量が少ない。

 

・野菜などをあまり食べないので、
 食物繊維が足りてない。
 または食物繊維をとりすぎている。

 

・寝る直前にご飯を食べてしまう。

 

 

というような悪い食生活が原因となり、
便秘になってしまうことがあるというお話です。

 

 

私の経験なのですが1つでも当てはまる方は
お役に立てるかもしれません。

 

 

それでは、1つずつ説明していきますね。

 

 

 

1、朝食を抜いてしまった場合。

 

朝は腸のぜんどう運動がもっとも強い時間帯です。

 

なので、このタイミングに食事をしっかりと摂ることで、
便意が起こりやすく、排便がしやすくなるんです。

 

 

それなのに朝食を抜いてしまうと、1日の中で
ぜんどう運動がもっとも強い時間帯という、
排便にベストなタイミングを逃してしまいます。

 

だからこそ、朝ごはんを抜いてしまうことが、
便秘の原因に繋がってしまうんですね。

 

 

私も朝ギリギリになってしまう事が多いので、
朝食を食べるどころか、トイレに行く時間も
なかなかとれなかったりします^^;

 

 

でも便秘を治すにはしっかりと朝にご飯を
食べて、トイレに行く事を習慣づけないと
いけないなと思いました。

 

バナナ一本からでも朝に食べる習慣を
つけるということが大切だということです。

 

 

また、食べ物でなくても水を飲むだけでも
大腸のぜんどう運動のスイッチを入れる
ことができるようです。

 

それによって、便意を感じることもあるので、
朝はまず水を一杯飲んでみるということから
始めるのもいいと思います。

 

 

 

 

2、一食であまり食べれない(小食)

 

一回の食事であまり食べることが出来なかったり、
ダイエットをしているなどの理由で食事の量が
少なくなることも、便秘の原因となります。

 

そもそも食べる量が少ないと、便を作る材料が
足らなくなってしまう、というのがその理由です。

 

 

小食だと意識して食べる量を増やすのは
大変だし、女性だと体重に響くのではないか
など色々と考えてしまいますよね。

 

 

ですが、便秘になることはとてもストレスですし
健康的に毎日スッキリ過ごしていくためにも、
食事の量にも気を使って食生活を送る事が
大切なんです。

 

 

 

 

3、野菜などをあまり食べず、食事のバランスが悪い

 

食事の量に気を付けても、好きなものだけ食べて
野菜を食べなかったりなど、食事のバランスが悪い
ことが便秘の原因となります。

 

 

私もお肉とか好きなものばかり食べてしまって、
野菜を少ししか食べなかったり、バランスの悪い
食事をすることが多かったです。

 

そんな食事をするたびに、便秘がちになり、
「やっぱもっと野菜食べとけばよかったなぁ」
なんて、反省することもよくありました。

 

 

なので、便秘の原因を意識するようになってからは
野菜もしっかりたべよう!と食事のバランスを意識
するようになりました。

 

その結果かわかりませんが、以前よりは
便秘になりにくくなったような気もしています。

 

 

やっぱり野菜などを食べないでバランスの良くない
食生活を送ると、栄養が偏ってしまいますよね。

 

 

 

栄養が偏ることで不足がちなのが、
食物繊維です。

 

 

便秘というと、これ!というくらい食物繊維が
取り上げられたりすることが多いですよね。

 

というのも食物繊維は、便の量を増やして排便を
スムーズにしてくれると言われている栄養素だから
なんです。

 

 

そんな食物繊維ですが、日本人の食事が
欧米化してきたことで、摂取量が減って
きているというデータがでているそうです。

 

だからこそ、日常的に食物繊維を意識して
摂らないと便秘の原因になってしまうんです。

 

 

 

食物繊維には、不溶性食物繊維と
水溶性食物繊維の2種類があります。

 

不溶性食物繊維は、便のかさを増して
腸のぜんどう運動をうながしてくれる食物繊維。

 

水溶性食物繊維は、便を柔らかくする働きの
ある食物繊維。

 

というように、それぞれ働きが違います。

 

 

 

食物繊維の摂取での注意点が一つ。

 

不溶性食物繊維は、便秘の人が摂りすぎると
お腹の張りが強くなったりすることがあるそうです。

 

なので、便秘で悩んでいる人は不溶性食物繊維
よりも水溶性食物繊維を多めに摂る方がいいと
いうことなんです。

 

 

水溶性食物繊維をたくさん摂って便の水分を
増やして柔らかくすることで、便秘の解消に
つながっていくということなんですね。

 

 

水溶性食物繊維は、海藻などに多く
含まれています。

 

海藻サラダとかわかめのお味噌汁などを
日常的に食べるようにするといいかもなぁと
思いました。

 

 

ただ、摂りすぎも注意した方がいいという事
なので、適量を摂るようにしましょうね。

 

食物繊維は1日に20gくらい摂るのが
いいと言われています。

 

 

なかなか思うように食物繊維が摂取できない
場合には、サプリメント等で補うのもいいのかな
と思いました。

 

 

 

 

4、寝る直前にご飯を食べてしまう

 

便秘の原因は、寝る前にご飯を食べてしまう
という食生活も関係してきます。

 

帰宅が仕事で遅くなったりすると、
つい食べてすぐに寝るという食生活を
送ってしまう時もありますよね^^;

 

でも、それが便秘によくないんですね。

 

 

その理由は、モチリンにあります。

 

「モチリンって何?」

 

私も本で知ったとき、最初そう思いました。

 

 

モチリンは睡眠中に周期的に放出されている
ホルモンのことです。

 

そのモチリンの働きが凄くて、なんと腸のなかに
ある内容物をオートマティックに肛門の方へと
送り出してくれるということなんですね!

 

 

寝てる間に腸の中の物を肛門の方へと
送り出してくれるなんて、便秘で悩んでいる
私たちからしてみたらとてもありがたいことです(笑)

 

 

ですがこの素晴らしいホルモンであるモチリンは、
胃腸が空にならないとしっかりと働いてくれない
ということなんです。

 

 

だから、夜食べてすぐに寝るような食生活だと
モチリンのためによくないんですね。

 

 

ということで、夕食は寝る3時間くらい前には
済ませておいた方がいいようです。

 

 

また、夜は腸のぜんどう運動が弱くなる時間帯
だということなので、夕飯はなるべく軽くすませる
ことで、腸への負担も軽くなるみたいです。

 

 

 

 

「便秘の原因は食生活?」ということについて
初めて調べたとき、食生活がここまで便秘の
原因になりえるとは思いもしませんでした。

 

 

食べる物が便秘に影響してることがあるだろうな
とか考えたりしたことはありましたが、夜遅く
食べるとダメとかはあまり考えなかったですね。

 

 

夜遅く食べると胃にはあまりよくなさそうだなぁとか、
漠然と考えはしたけど、まさかモチリンという
ホルモンに関わってきていて、さらにそれが
排便に関係があるとは全く知りませんでした。

 

 

他にも、朝食は水でもいいから何かお腹に入れる
ことでぜんどう運動が起こるきっかけになるとか、
そういうちょっとしたことを毎日気を付けていくことで
便秘の改善もいい方向に向かっていくのかなと
感じましたね。

 

 

便秘になると、早くだしたい!早くすっきりしたい!と
とにかく出すことを考えてしまい、下剤などにすぐ手を
延ばしがちではあります。

 

ですが、便秘を繰り返している場合は一度落ち着いて、
食生活など普段の生活から気を付けていくことの方が
重要なのかもしれないですよ。

 

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