便秘は浣腸で解消できる？　種類や使用方法、体験談等を紹介。

トップページ＞浣腸で解消できる？

便秘は浣腸で解消できるの？

管理人の加藤です。

便秘は浣腸で解消できるの？ということについて
まとめてみました。

便秘が酷くなると「なんとしてでも出したい！」って
思うことがありますよね。

そう思う時って長い事便秘が続いていてお腹が
もうパンパンに張っていたり、苦しくてしょうがないから
即効性を求める場合が多いと思います。

そんな切羽詰まった状態の時に頭に浮かぶのが
便秘薬（下剤）や浣腸。

どちらの薬もやみくもに使用するのは腸に対して
あまり良くはないのですが、病院に行けないけど
本当にヤバイ！という状況の時には、使うのも
やむを得ないのかなと思うわけです。

私も過去にそういったヤバイ状況が何度もあって
便秘薬や浣腸を使った事があります。

便秘薬を使った時は腸に刺激を与えるタイプではない、
塩類下剤を使った事がありますが、即効性という点では
私はあまり効果を感じませんでした。

その後、刺激性の下剤を使うということも考えましたが、
過去に病院で浣腸をされた時にスッキリした経験が
あったので、市販品の浣腸を試してみる事にしたんです。

「恥ずかしいなぁ」という思いを若干抱えつつ
薬局で買ったイチジク浣腸。

それを試してみたところ、見事にスッキリ！！

やっぱり浣腸は即効性があるなぁと
感じた出来事でしたね。

でも色々と調べてみるとやはり浣腸も
使いすぎは良くないという事を知って、
今となっては便秘が続いたとしても、
滅多に使う事はなくなりました。

そんな浣腸について、市販品にどんな製品が
あるのかということや、浣腸の使い方・注意点
などを５つに分けてまとめてみました。

また、薬の浣腸ではなくて、綿棒浣腸や
コーヒー浣腸、お湯浣腸などについての
情報もまとめて紹介しています。

１、薬の浣腸について

私は中学生くらいの時に病院で浣腸をした
経験があります。

家族で車に乗って移動をしているときにお腹が
痛くなり、駆け込んだ病院で便秘と診断され、
看護師さんにトイレで浣腸をしてもらったんです。

浣腸と言うとお尻から薬を注入するので
恥ずかしいイメージがあるかもしれません。

実際どうかと言うと、病院でしてもらった時の私は
「お腹の痛さを早くなんとかしてくれ！」という感じ
だったので、恥ずかしさは感じませんでしたね。

あと、二十歳くらいの頃に腸の検査をした時、
直前に浣腸をされた経験もあります。

その時も初めての腸の検査だった緊張感からか
恥ずかしさは感じませんでした。

そんな病院での浣腸経験から、浣腸を使えば
スッキリできる！という頭になっていたので、
後に便秘で悩んだときに浣腸を使う事に対して
そこまでの抵抗感がなかったんですよね。

ということもあって市販薬の浣腸を
何度か使ってみた事があります。

そういった経験から、浣腸について
まとめてみました。

〇浣腸の市販品にはどんな物があるの？

浣腸の市販品にもいくつか種類があり、

・イチジク浣腸

・コトブキ浣腸

・ケンエー浣腸

などの製品があります。

有名なのはイチジク浣腸ではないでしょうか。
私が使ったことがあるのもイチジク浣腸です。

浣腸には製品によって容量が違っていて
30ｇのものや40グラムのものがあります。

容量の違いですが、イチジク浣腸の場合
パッケージに、

30ｇ→「今すぐ出したい便秘に」

40ｇ→「もっと聞いてほしい便秘に」

と書かれていたので、自分の便秘の
状態に合わせて選ぶといいのかな？と
思いました。

また、赤ちゃん～5才用の浣腸もあって
それは10ｇの製品でしたね。

他には、浣腸容器の違いなどもあって
ノズルが長いタイプの「ロングノズル」や、
「コトブキ浣腸ひとおし」という押しやすい
タイプの容器などがあるんです。

ロングノズルだと奥まで液が入りやすそうですし、
ひとおしは液を押し出しやすそうな形状でした。

容器も工夫されてるんだなぁとなんだか
感心してしまいました（笑）

次は使い方についてご紹介しますね。

〇浣腸の使い方

浣腸を使う時には説明書をしっかりと
読んでから使用するようにしましょう。

私が使った時の流れで説明すると、
まず手をしっかり洗うというところから
スタート。

浣腸をあけ、容器のノズルをもって
キャップを空けます。

次にお尻から浣腸のノズルを入れて、
ゆっくり液を注入していきました。

全部入れたら浣腸のノズルを抜いて、
そこから我慢タイムがスタートです。

目安としては３～１０分くらい我慢して
便意が強くなってから出すというのが
いいようなのですが、これがキツイです。

液を入れ終わった後から便意が
結構あったので、もう出したい！と
思ってしまい、我慢するのが大変でした。

でも、しっかり我慢をしないと浣腸の
薬液だけが出てしまって便が出ない
という失敗をする可能性があるので
できるだけ我慢した方がいいです。

そしてもうだめだ！ってくらいまで
我慢してから、排便をしました。

私が使った時の流れはこんな感じです。

浣腸は即効性があり、使ってすぐに
効果があるところが便利だと思います。

〇浣腸が失敗した場合と注意点

浣腸の液が漏れちゃったりして失敗をした
場合には、同じ量をもう一度注入して
試してみるのがいいようです。

ただ、浣腸の2本目を使う場合には
1時間くらい時間を空けてから
使用するといいとのこと。

次に、浣腸の注意点ですが、
本当にピンチの時だけ使うようにして
連用しないようにしましょう。

浣腸も腸への刺激が強い薬です。

刺激性の便秘薬と同じように、腸が
刺激になれてしまって量を増やさないと
効かなくなってしまうという可能性も
あるようです。

なので、浣腸も常用・連用はしないように
した方が良いと思います。

また、浣腸を自分でする場合には
説明書をしっかりと読みましょう。

病気で治療中の場合や妊娠している場合、
高齢者の方などは使う際に注意が必要だと
いうことです。

そういった方が便秘で悩んでいるのなら
自分で使用せずに、病院へ行くようにして
お医者さんに適切な処置をしてもらうように
した方がいいと思います。

２、綿棒浣腸

綿棒での浣腸は、赤ちゃんが便秘の時に
行う浣腸の方法です。

ベビーオイルやワセリンなどをつけた綿棒を
少しほぐしてから赤ちゃんのお尻に入れて
やさしく刺激してあげるという方法で浣腸を
行うようです。

即効性のある方法のようですが、
浣腸はやっぱり最終手段と考えて
おいた方がいいとのこと。

赤ちゃんに何かあったら不安ですし、
綿棒浣腸は自己判断でやるよりも
病院へ行ってお医者さんに処置を
してもらった方が安心だと思います。

赤ちゃんが便秘の時には、お腹のマッサージや
赤ちゃんの体操などをしてあげるといいようです。

３、コーヒー浣腸（コーヒーエネマ）について

コーヒー浣腸って知ってますか？

コーヒーエネマという呼び方の方が
知られているかもしれません。

コーヒーエネマは一時期話題に
なっていたような記憶がありますが、
コーヒーの浣腸を使って腸内洗浄を
自宅で行うというものです。

昔便秘で悩んでいたときに興味があって
少し調べたことがありました。

自宅で簡単にコーヒー浣腸をすることが
できるキットのような製品も売っていたり
しましたね。

実際に使ってみた人の感想なども
見たりしましたが、スッキリできたという
感想はありました。

でも、コーヒーをお尻から１リットル位
いれるということも書いてあり、
「えー！そんなに入れるの！？」って
引きました。

そして使っていくうちに最終的には
コーヒーエネマをしないと自力で排便が
できなくなるというような感想もあったので、
自力で排便できなくなるなんて怖すぎる・・・
と思いましたね。

コーヒーをお尻から1リットルも入れるという
ことに引いたことや、自力で排便できなくなる
という状態になる可能性があるということが
怖く感じて、私はコーヒー浣腸を使うことは
1度もなかったです。

失敗した時にも大変な事になるんじゃないのか
とか色々と不安にも思ったので。

その後調べてみたところ、コーヒー浣腸には
医学的な効果や効能などは一切証明されて
いないというような情報をみました。

また、腸を傷つける可能性もあるようなので、
危険だということを知ったんです。

やらなくて良かったなぁとしみじみ思いましたよね。

でもコーヒーエネマについて調べていたときに、
「腸内洗浄」という言葉に興味が引かれて
しまったんですよね。

そして、腸内洗浄について調べて行くうちに
「お湯浣腸」という物を知りました。

４、お湯浣腸について

お湯浣腸というと、イチジク浣腸などの容器に
お湯を入れて浣腸を行うという方法があります。

ですが、私が知った「お湯浣腸」は、お湯を
お尻から入れて、排便力のトレーニングを
行うという方法です。

私がそのお湯浣腸を知ったのは腸内洗浄
について調べていて、「絶対排便力」という
ＷＥＢサイトを見つけた時でした。

「ぬるま湯法」という自力排便力の
回復トレーニングが紹介されていて、
そういったトレーニングがあるということを
知ったんです。

このぬるま湯法というトレーニングは、
コロンフラッシュという器具を使って行う
ということ。

その器具の紹介ページでは、お湯を使って
行うので副作用がない自力排便の回復訓練
だと紹介されていました。

トレーニングの時間も、慣れればたったの15分と
書かれていて、そんなに短時間でできるなら
良さそうかも・・・と思ったんですよね。

私は当時、便意を感じることが少なくて
排便力が弱まっているんじゃないか？と
考えていたのでこの「ぬるま湯法」を
試してみたい！と思いました。

そして、実際にお湯浣腸を試してみることに
したんです。

〇お湯浣腸を試してみた感想。

まず、器具をどうするか考えました。

コロンフラッシュを購入するか考えたのですが、
同じ様なものあるかも？と思ってネットの通販を
調べてみると、似たような器具を発見。

エネマシリンジという器具なのですが、
鼻の洗浄にも使える器具ということでした。

同じような商品で、エネポンプという
ものもありましたね。

私はエネマシリンジを購入しました。

そして実際にお湯浣腸を行ってみたのですが、
実際結構スッキリできて、「これはいいかも！」
と思いましたねー。

排便力の回復になるのか実際のところは
私にはわからなかったですが、スッキリすることは
できたので、何回か行っていました。

ですが、結局そのうちお湯浣腸をするのは
辞めてしまうことに。

大きな理由としては２つありまして、
まず第一に準備する時間がかかること。

絶対排便力というサイトを見たときに
「慣れれば１５分」と書いてあったのですが、
どうやれば１５分で準備できるんだろう？と
疑問に思うくらい私は時間がかかりました（笑）

お湯を沸かしてそれを適温まで冷ますので
15分以上かかってしまいましたし、さらに
そのあとお湯を注入して、排出するという事を
繰り返す時間もかかります。

そのため、お湯浣腸が全部終わるまでには
結構な時間がかかってしまったんですよね。

それでお湯浣腸をすることが面倒に感じる様に
なったというのが1つめの理由です。

2つ目の理由としては、お湯浣腸のやり方が
間違っていたのか、何回かやっていくうちに
スッキリはできるものの、その後お腹が痛く
なってしまうことがあったんです。

それで、お腹が痛くなることに不安を感じて
怖くなったというのが2つ目の理由です。

あとは実家でやってたので家族に見られたら
恥ずかしいなぁということや、器具の衛生面が
気になったりした事など細かい理由もあります。

そういった理由があって、私はお湯浣腸を
するのを辞めました。

辞めてからその後は全くしていません。

５、まとめ

私が知っている知識や経験から
浣腸についてまとめてみました。

私が薬の浣腸を使ったりお湯浣腸をした
経験から感じることは、浣腸は即効性が
あるということです。

なので、本当に便秘が苦しくて今すぐに
出したい！と言う状況に陥ってしまっている
場合には、薬の浣腸を使ってみるというのも
ありなのかなとは思っています。

ただ、その反面副作用といいますか、
使いすぎると刺激に慣れてしまったり
してしまう可能性があります。

そのため、便秘になるたびに使うとか
そういった事は絶対にしないことが大事。

浣腸は本当にヤバイと思った時のための
緊急手段として考えるのが良いのかな
と私は思っています。

とはいえ、本当に便秘でヤバイ時には
病院へ行って処置を受けるのが一番
安心かなとは思いますけどね。

また、コーヒーエネマやお湯での浣腸など
についてですが、私はやっぱりやらない方が
いいのかなぁと思います。

スッキリはするとは思いますが、腸を傷つけたり
してしまうんじゃないか？などの不安がありますし
器具の衛生面も気になるので。

もし腸内洗浄に興味がある場合には、
腸内洗浄を行っているクリニックなども
あるようなので、そういったところで
やってもらうのがいいのではないでしょうか。

私はちゃんとした腸内洗浄をしたことがないので
効果があるのかはわかりません。

ちゃんとクリニックで受ける腸内洗浄が
どんな感じなのか興味はありますが、
今の所やる予定は全くないですね。

今は生活の改善と食事の改善、サプリの
摂取などで便秘が改善してきているので、
それらを続けて行こうと思っています。

便秘と浣腸