便秘体質になった

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便秘体質になった場合。ピルの服用者がお通じを整えるには?

 

管理人の加藤です。

 

便秘体質になったきっかけの
一つに、薬での副作用に
よって便秘になってしまった
というケースがあります。

 

そして薬の副作用で便秘体質に
なったというケースで具体的に
目にしたのが、ピルで便秘に
なってしまったということ。

 

 

もともと便秘体質ではなかったのに、
ピルを飲んだら便秘になってしまい、
飲むのをやめても便秘が治る気配
がなくて困っている、という悩みです。

 

 

その悩みを解決するための一助に
なればと思い、この記事では、
そもそも何故ピルを飲むと便秘に
なることがあるのか?ということや
便秘体質になってしまった場合の
解消方法について紹介していきます。

 

 

 

 

〇ピルで便秘になってしまう原因は?

 

ピルを飲んだことで便秘体質になった
という悩みが起こってしまう原因は、
ピルの成分にあります。

 

ピルには、卵胞ホルモンと黄体ホルモン
という女性ホルモンが含まれていますが、
黄体ホルモンが原因で便秘になって
しまう可能性があるんですね。

 

 

黄体ホルモンは、腸の内容物を
移動させる動きを抑制する作用
と大腸の内容物の水分を吸収
するという作用があるそうなんです。

 

そのため、腸の動きが悪くなるし、
水分が少なくなることにより便が
硬くなってしまうんですね。

 

その2つの原因によって、便秘が
起きてしまう可能性が高まって
しまうということになります。

 

 

生理前に便秘に悩まされるという
場合も、この黄体ホルモンの分泌量
が増えることが原因だということです。

 

 

 

 

 

〇ピルで便秘になった場合の解消方法は?

 

最初にした方がいいと思う事は、
病院へ行き医師の診察を
受けることです。

 

ピルを処方してもらった病院や、
内科か胃腸科等へ行き、ピルを
飲んでから便秘になってしまった
と相談をして、医師の診察を
受けることが一番だと思います。

 

 

薬は飲み合わせの問題なども
あるでしょうし、ネットの情報や
自己判断で便秘薬を飲んだり
するのは良くないと思うんです。

 

なので、、できるならばまずは
病院へ行くことが一番ではない
でしょうか。

 

特に、今後もピルを飲み続けたい
という場合には、病院で相談する
ことが本当に大切だと思います。

 

 

 

次に、病院へ行くのが難しいけど、
便秘を解消したいという場合です。

 

まずすべきなのは原因となったピルを
飲むのを辞めて様子を見てみること。

 

それで便秘がよくなれば解決です。

 

 

しかし、ピルを飲むのを辞めたのに
便秘が治らないと言う場合には、
便秘体質になったことに対して
アプローチしていかないといけない
ですよね。

 

 

便秘に対して行うアプローチにも
様々な方法があります。

 

その中でもまず最初にお伝え
したいのは、『下剤や便秘薬
を安易に使わない』ということ。

 

 

下剤や便秘薬は、一時的に
スッキリできるものの、便秘の
根本的な改善にはなりません。

 

 

便秘になるたびに下剤などを
使用していくと、下剤がないと
便意が起きず、排便ができない
という、より重症な便秘になる
可能性もあります。

 

そのため、下剤・便秘薬・浣腸
といった薬は安易に使わない、
ということが便秘体質の改善に
重要なポイントです。

 

 

下剤・便秘薬の中でも塩類下剤
という腸に刺激を与えないタイプの
下剤は副作用も少ないといわれて
います。

 

しかし長期的に飲むのはやはり
良くないので、便秘薬等に頼らずに
便秘の解消をしていくべきだと私は
考えています。

 

 

 

では、便秘薬などに頼らずに
便秘を解消するにはどうしたら
いいの?ということについて、
ご紹介していきます。

 

 

 

〇便秘薬や下剤に頼らない便秘解消法

 

便秘薬や下剤に頼らず便秘を
解消する方法には、

 

・食物繊維の摂取量を増やす

 

・オリゴ糖を摂取する

 

・乳酸菌を摂取する

 

・水分の摂取量を増やす

 

・運動をする

 

・お腹のマッサージをする

 

・ストレス対策をする

 

などなど様々な方法があります。

 

 

便秘の原因は複数の要因が
重なっている場合があります。

 

そのため、これらの方法のうち
どれかを試すというよりも、
取り入れやすいものから一つ
ずつ全てを試していくことが
便秘の解消につながります。

 

 

今回はピルが原因で便秘体質に
なってしまったということなので、
便秘の原因は黄体ホルモンの
影響が大きいと考えられますよね。

 

黄体ホルモンの影響で腸の動きが
悪くなっているのと、腸内の内容物
の水分量が減っていることが原因
だとした場合、それに対処することが、
便秘体質の改善に繋がると思います。

 

 

まず、簡単にできることとしては、
水分の摂取量を増やすこと。

 

水分の摂取量が減ると、腸内で
便が固くなってしまって、便秘に
なる可能性が高まります。

 

そのためいつもより意識して水分を
多めに摂ることが大切です。

 

 

そして、腸の動きが悪くなっている
のが原因だとした場合には腸の
動きを良くするための改善策が
必要になります。

 

腸の動きを良くする方法は、
運動、マッサージ、腸内環境の
改善などが挙げられます。

 

 

まず運動ではウォーキングや
なわとび、腹筋運動などが
おすすめです。

 

ウォーキングをする場合には、
のんびり歩くのではなく、
早歩きをするのが効果的で
1日に30分程度行うといい
ということです。

 

 

また、なわとびで運動をするのも
私は効果があると感じており、
体感ですが、ガスが良く出る
ような気がしています。

 

そして、ウォーキングやなわとびと
合わせて行いたいのが、腹筋の
運動です。

 

 

排便時に力む際に使うことになる
腹筋を鍛えると、排便がしやすく
なるだけでなく、腸のぜんどう運動
も起こりやすくなるということ。

 

というわけで、これらの運動を
生活に取り入れることにより
腸の動きが改善できる可能性
があると思います。

 

 

次にマッサージですが、代表的
なのは「の」の字マッサージですね。

 

お腹に手を当てて、「の」の字を
描くように手を動かしてお腹を
マッサージする方法です。

 

「の」の字を描く際には、便が
溜まりやすいというお腹の
四隅をなぞるようにすると
いいようです。

 

 

また、お腹のガスがぬけやすくなる
マッサージというのもあります。

 

右半身を下にして横に寝た状態で
右手は枕のようにして頭の下へ。

 

そして左手を胃の少し下のあたりに
置いてそこから時計まわりに下から
上へとぐるぐるマッサージするという
方法です。

 

5〜10分くらい深呼吸しながら
やるといいということでした。

 

また、マッサージをする際には
強く押し過ぎず、やさしく
行いましょう。

 

 

 

そして、次は腸内環境を整える
という方法についてです。

 

腸内環境を整える方法には、
乳酸菌を摂ることやビフィズス菌
を摂取すること、オリゴ糖を摂取
すること、といった方法があります。

 

 

乳酸菌とビフィズス菌はどちらも
善玉菌として知られていますが、
それぞれ違いがあります。

 

まず、大腸内にはビフィズス菌
の方が乳酸菌より多くすんで
いるんです。

 

 

そして、乳酸菌は糖を分解して
乳酸を作り出すということに対し、
ビフィズス菌は乳酸だけでなく
酢酸も一緒に作り出します。

 

この酢酸は強い殺菌力が
あるということで、悪玉菌の
繁殖を抑えると考えられて
いるそうなんです。

 

 

また、腸内のビフィズス菌は
加齢とともに減っていくという
ことなので、ビフィズス菌を
摂取することはお腹の健康
に重要な要素ではないかと
私は思っています。

 

 

ビフィズス菌と乳酸菌も
どちらかだけを摂るという
よりは両方摂取した方が
いいと私は考えています。

 

ですが、まずどちらから
摂取するのがいいのかな?
と言われたらビフィズス菌が
おすすめだと思っています。

 

 

そして、オリゴ糖ですが、
オリゴ糖は腸内のビフィズス菌
の餌になるんですね。

 

そしてビフィズス菌の餌になる
ことによって、腸内にすでにいる
ビフィズス菌を増やすことに
つながります。

 

そのため、オリゴ糖を摂取する
という事も腸内環境を整える
ことに役立つんですね。

 

 

ビフィズス菌を摂取するのと
合わせてオリゴ糖も一緒に
摂ると効果的だと思います。

 

 

 

また、腸内の動きを良くする
ために、酪酸を摂取するという
方法もあります。

 

酪酸は、結腸の運動を刺激する
という作用があるそうなんです。

 

 

私は過去に酪酸菌を摂取した
ことがありますが、その際には
整腸剤を利用しました。

 

ビオスリーという整腸剤に、
乳酸菌だけでなく、糖化菌と
酪酸菌も入っているんです。

 

乳酸菌の摂取を考える場合に
はビオスリーを試してみるのも
いいかもしれません。

 

 

以上、腸内環境を整える方法
についてざっと説明してきました。

 

 

まずは、ビフィズス菌を摂取して
オリゴ糖も摂ってみる。

 

さらに乳酸菌や酪酸菌を摂って
様子を見てみることで、腸内の
環境がよくなっていくのでは
ないかと思います。

 

 

運動やマッサージで外から腸の
働きを良くするということ。

 

そして腸内環境を整えることで
内部から腸の働きを良くする
ということ。

 

この両方の方法を試していく事で
腸の働きが良くなる可能性が
高くなるのではないでしょうか。

 

 

 

〇まとめ

 

ピルを飲んで便秘体質になってしまった、
という場合についての改善方法を紹介
してきましたが、いかがでしたでしょうか。

 

最後にこのページで書いたことを簡単に
まとめておきますね。

 

 

まず、原因です。

 

ピルを飲んで便秘になってしまったという
場合の原因は、黄体ホルモンの影響が
考えられます。

 

黄体ホルモンは、腸の動きを抑制し、
腸内の内容物の水分を吸収すると
いう作用があります。

 

そのため、腸の動きが悪くなり、便の
水分も少なくなってしまうことで、
便秘に繋がってしまうということが
考えられます。

 

 

黄体ホルモンのこうした作用によって
便秘体質になった場合に、まず
すべきことは、病院へ行って相談を
することだと思います。

 

特に、今後もピルを飲んで行く場合
には、薬の飲み合わせなどの問題も
あるため、病院で相談すべきでは
ないでしょうか。

 

 

ピルを飲むことを辞めることが
出来るなら、飲むのを辞めて
様子を見てみるというのも
一つの手段です。

 

しかしそれで治らない場合には
便秘を治す方法を試していく
必要があると思います。

 

 

便秘の改善には様々な方法が
ありますが、簡単にできることから
一つずつ実践していくことが
大切だと私は思っています。

 

まずは水分の摂取量を増やすこと
から始めてみましょう。

 

 

それと同時に、腸の動きをよくする
ための改善をしていきます。

 

そのためには外部からのアプローチと
内部からのアプローチの2つの手段を
行うといいでしょう。

 

 

外部からのアプローチは、運動と
マッサージです。

 

ウォーキングやなわとび、腹筋などの
運動や、マッサージを行う事で腸の
動きを良くするように働きかける。

 

 

そして内部からのアプローチは、
腸内環境を良くすること。

 

善玉菌である、ビフィズス菌と
乳酸菌を摂取する。

 

ビフィズス菌の餌になるオリゴ糖を
摂取する。

 

結腸の運動を刺激するという作用
があるという酪酸菌も摂取してみる。

 

 

また、合わせて食物繊維を食事等で
しっかりと摂取することや、ストレスを
溜めないようにリラックスする時間を
作ることなども便秘の改善には重要
なので、合わせて行うことが大切です。

 

 

こういった方法を試してみて、
便秘がよくなるか様子を
見て行くことが、お通じの
改善につながると思います。

 

 

以上、何か参考になりましたら、幸いです。

 

 

 

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