便秘体質の原因は？なりやすい人の5つの特徴と改善方法とは？

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便秘と体質について。

管理人の加藤です。

このページでは、便秘と体質について
まとめてみました。

便秘体質になってしまうのは何故なのか？
という原因についてや、便秘になる人と
ならない人の違いは？とか便秘は女性に
多い？ということなどについて紹介しています。

そして、私の勉強したことや実際にした経験
などを元に、便秘体質の改善方法についても
まとめてみました。

便秘体質に悩んでいる方の参考になれば幸いです。

〇便秘体質になってしまった話。

私は小学生くらいの時から便秘気味で、
お腹が痛くなって保険室に行ったりする事が
ありました。

でもその頃はまだ、「便秘気味」というくらい
だったのですが、その状態を改善できずに
過ごしていった結果、その後排便の頻度が
どんどん少なくなりました。

そして、中学生の頃には排便がある日の方が
少ないという見事な便秘体質に・・・。

その後はずっと便秘体質が治らず、
便秘でお腹の不調もひどくなり、
便秘と下痢を繰り返すようになりました。

病院へ行って過敏性腸症候群だと
診断を受けたこともあります。

市販の整腸剤を飲んだり、病院へ行って
診察や処置を受けて処方された薬を飲み
治療したり、お腹の検査をしたりしましたが、
一向に良くなりませんでした。

その経験から、「薬を飲んでるだけじゃダメだ！
しっかり治すために便秘について勉強して、
原因だと思うことを改善していこう！」
と思ったんです。

〇便秘になる人とならない人の違いって？

便秘について勉強し始めた私は、そもそも
便秘になる人と便秘にならない人って
何が違うんだろう？と疑問に思いました。

そして色々と調べた結果、便秘になる人と
ならない人の違いが見えてきました。

便秘になりがちな人の特徴をまとめてみると、

１、生活が不規則。

２、食事が偏食や小食。

３、運動の習慣がない。

４、ストレスをためやすい。

５、便秘になりやすい性格。

といった特徴があります。

一つずつ説明していきますね。

１、生活が不規則。

生活が不規則で、睡眠時間があまり
とれていなかったり、食事の時間が毎日
不規則だったりすると便秘になりがちです。

睡眠をしっかりとることは本当に大事です。

睡眠中には食事の消化・吸収が行われていますし、
寝ている時にモチリンというホルモンが放出されます。

モチリンは寝てる間に腸内の内容物を肛門の方へと
送り出してくれるという働きがあるんです。

そのモチリンがしっかりと働いてくれるように、
睡眠をちゃんととることが大切なんですね。

また、モチリンがしっかりと働いてくれるのは胃腸が
空の時だということなので、寝る直前などに
ご飯を食べないようにすることも重要です。

さらに、睡眠時間をしっかりと摂れないと自律神経の
バランスが乱れることにつながる可能性があるので、
自律神経を整えるためにも、ちゃんと睡眠をとることが
大切になります。

食事の時間については、モチリンの関係で寝る時間の
3時間前くらいには済ませる事と、朝になんでもいいので
食べるようにするということが大切です。

朝は一日の中で腸のぜんどう運動がもっとも強い
時間帯なので、その時間帯を逃さないようにする
心構えが大事なんですね。

朝に何か少しでも食べるか飲む事によって、
ぜんどう運動のスイッチを入れることができるようなので、
それによって便意を起こりやすくして、排便もしやすくする
という流れです。

こういった点に気を付けて、生活のリズムを整えていくことが
便秘になる人とならない人を分けるのかなと思います。

２、食事が偏食や小食。

食事が偏食だということは非常に便秘になりやすい
ことだと思います。

やっぱり食事って凄い大事です。

まず偏食で野菜を全然食べないという場合。

食物繊維が不足して便秘の原因になっている
という可能性があります。

食物繊維には不溶性と水溶性がありますが、
不溶性食物繊維は便のかさを増やしてくれる
作用がありますし、水溶性食物繊維は、
便を柔らかくしてくれる作用があります。

その食物繊維が足りていないということは、
便秘になりやすくなってしまいますよね。

また、小食などであまり食べない場合は、
そもそも便を作る食べ物のカスが足りていない
ということで、便秘になる可能性があります。

なので、食事はバランスよく食物繊維と量を
意識して食べることが大切です。

そこを意識することが、便秘になる人と
ならない人をわけるポイントかなと思います。

３、運動の習慣がない。

運動をする習慣がなく運動不足だと
腸の動きも低下してしまいます。

腸の動きが低下すると便秘がちに
なりやすいので、適度な運動を
習慣にすることも大事なことです。

腸の動きが低下して便を送る力が
弱くなることでなる便秘は、
弛緩性便秘と言われています。

運動の習慣があるかどうか、
これも便秘になる人とならない人を
分ける重要なポイントだと思います。

４、ストレスをためやすい。

次の5番目の便秘になりやすい性格
とも関連性がありますが、ストレスを
ためやすいと、便秘になりがちです。

ストレスは便秘の大きな原因の一つ
なので、ストレスをなるべく感じないように
することと、ストレスを上手く発散すること
が非常に大切になります。

ストレスを全く感じないというのは難しいと
思うので、生活の中で上手に発散していく
ことが必要です。

私はストレスの解消として、30分以上の
ウォーキング（散歩）などの運動と瞑想を
行っています。

あとは、シャワーだけで済まさずに
お風呂に浸かるなどもリラックスできて
ストレスの解消に繋がると思います。

そして私は最大のストレス解消方法を
寝る事だと思っているので、しっかりと
睡眠時間を取るようにもしています。

５、便秘になりやすい性格。

便秘になりやすい性格っていうのも
あるみたいなんです。

便秘になりやすい性格がどういう性格なのか
というと、神経質だったり、心配性だったり
という性格です。

真面目すぎたりしてストレスを溜めがちな
性格というのも、便秘になりやすい性格
なようなんですね。

そういった性格の人が何故便秘に
なりやすいのかというと、自律神経の
交感神経が活発になりがちだからです。

腸のぜんどう運動は自律神経によって
コントロールされています。

自律神経には交感神経と副交感神経の
ふたつがありますが、腸のぜんどう運動は
副交感神経が優位の時に活発に働きます。

そして逆に交感神経が優位になると
腸の働きが抑制されて低下するんです。

ということで、神経質だったり心配性だったり
すると交感神経が活発になりがちなので
便秘になりやすい可能性があるということ
なんですね。

実際、私も神経質なところや不安症な
ところがある性格なので、交感神経が
優位になりがちなんだろうなと思います。

それを意識して、一日の中でリラックスが
できる時間を作る工夫をしています。

〇便秘は女性におおいの？

便秘って女性に多いイメージがありますよね。

「女はつまる　男はくだる」という本が
ありますし、女性は便秘で、男性は
下痢って感じのイメージをもっている方も
多いのではないでしょうか？

実際、男性よりも女性の方が便秘に
なりやすい要因があるようなんです。

それは、男性よりも筋肉量が少ないという事や
女性ホルモンの影響などといったことです。

まず、筋肉量が少ないということですが、
排便の時にいきむことと関係があります。

排便をするときにお腹に力を入れていきむと
思いますが、その時に最も使うのが腹筋の力
なんです。

女性は男性に比べて筋肉量が少ないので、
いきむ力も男性より弱くなる可能性があり、
その点で男性よりも便秘になりやすいと
言えると思います。

次に、女性ホルモンの影響ですが、
「黄体ホルモン」というホルモンの影響が
大きいようです。

黄体ホルモンは月経の時に分泌が活発になる
ホルモンで、活発になると腸の蠕動運動が抑制
されてしまったりするようなんですね。

そのため、生理の時に便秘になりやすいと
いった原因にもなるみたいです。

他の要因としては、女性はダイエットをする人が
多かったり、トイレを我慢する人がいがちだという
ことも関係あるようです。

ダイエットをするとご飯の回数が減ったり、小食に
なりますよね。

そうなると、便を作る材料である食べ物のカスが
減ってしまいますし、食物繊維も不足しがちに
なるので、そういった事が原因になって便秘に
なる可能性が上がります。

あと、トイレを恥ずかしいと思ったり、行きにくかったりで
我慢してしまうと便意を感じにくくなってしまいます。

そして、便意を感じない便秘になってしまうことに
繋がるので、トイレを我慢しがちだと便秘になる
可能性が上がってしまうんですね。

こういった要因から、男性よりも女性の方が
便秘になりやすいと言われているということです。

トイレは男性でも我慢する人がいるかもですが、
男性は友達と一緒の時とかでも結構おおっぴらに
行けると思うので、女性の方がやはりトイレを
我慢しがちなのかなと思いました。

〇便秘と体質の関係はある？

自分の体質と便秘に関係はあるのかな？
ということについて紹介します。

体質ってどんなこと？と言うと、
例えば冷え性体質だということや
汗をかきやすい体質だといったことです。

・冷え性と便秘に関係はある？

結論から言うと、冷え性と便秘に関係はあって、
冷え性だと、便秘になりやすい可能性があります。

冷え性だと身体が冷えやすいですが、
冷えによって細い血管が収縮してしまうと
自律神経の交感神経が優位になってしまい、
腸の働きが抑制されてしまいます。

それが原因となって、便秘になりやすい
可能性があるんですね。

・汗をかきやすい体質（多汗症）と便秘に関係はある？

汗をかきやすい体質（多汗症）と便秘に
関係はあるのか？ということを調べてみたところ
関係があるようでした。

汗をかくことで体内の水分が足りなくなることにより、
便秘になる可能性があるということ。

水分が足りなくなると便が固くなってしまう
原因になるからです。

また、汗で失われるのは水分だけでなく
ミネラルも失われます。

そのミネラルの中にはマグネシウムも
含まれていて、マグネシウムが不足
してしまうことも便秘になりやすくなる
原因になってしまう可能性があるんですね。

こういった理由から、便秘になりやすくなる
可能性があるみたいなんです。

汗をかきやすい体質でなくても、夏になると
便秘になってしまうという場合には、上記の
原因が理由なのかもしれません。

なので、ミネラルを含んだ飲料を大目に
飲むなどして、水分とミネラルを補給すると
いいのかなと思います。

〇便秘体質の改善方法

便秘体質の改善方法についてまとめてみました。

便秘になりがちな人の特徴を再度見てみると、

１、生活が不規則である。

２、食事が偏食だったり小食である。

３、運動をする習慣がない。

４、ストレスを溜めやすい。

５、便秘になりやすい性格である。

といった特徴があります。

これらの便秘体質の原因ともいえる
特徴を、一つずつ改善していくことが
便秘体質の改善にもなっていくと思うんです。

まず、生活が不規則な場合には、
規則正しい生活をすることが大切です。

夜は遅くなりすぎないようにして、睡眠時間を
しっかりとるようにすること。

そして朝はなるべく余裕をもって起き、
少しでもいいので何かを飲むか食べることで
便意を感じやすくする。

そして、便意がなくてもトイレに行って
座ることで排便の習慣をつけるようにする。

夕飯は寝る時間の3時間前には
摂るようにすること。

次に、食事についてです。

好きな物しか食べない偏食気味の場合は、
バランスよく食べるようにすることが必要で、
特に食物繊維が含まれている野菜などを
たくさん食べるようにしたいところ。

また、小食・食事の回数が少ないといった
場合には、食べる量を増やしたり、回数を
増やしたりして、便の材料を増やしてあげる
ことが必要かなと思います。

具体的にはやっぱり食物繊維を必要量摂取
できるようにしたいですね。

食事でなかなか食物繊維が取れない場合には、
サプリ等を利用するのもいいかもしれません。

そして次は、運動をする習慣がないということ
についてですが、軽い運動でもいいので
毎日少しでもすることが大切かなと思います。

私が効果を感じたのは、ウォーキングをすることと
軽めのジョギングをすること。

そして腹筋運動ですね。

私はウォーキングはだいたい30分ぐらいで、
ジョギングだともう少し短いくらいですが、
してないよりもした方がお腹の調子は
いいように感じています。

とはいえ、普段運動をしていない人が、
運動を習慣にしていくのはなかなか
大変だと思います。

なので、最初は外にでる時間を1分でも作るとか
１回でいいから腹筋を毎日するといったような
小さいところスタートしていくといいと思います。

そして、ストレスを溜めやすいということと、
便秘になりやすい性格であるということに
ついてです。

便秘になりやすい性格は、真面目な方や
神経質な方、不安になりがちな方などで、
ストレスを感じやすかったり、溜めやすいという
傾向があるようなんですね。

日々ストレスを感じないということは、ほぼ無理
ではないかと思うので、感じたストレスをいかに
溜めないようにするか？ということが大切だと
感じています。

ストレスを溜めないようにするには、ストレスを
解消する方法を自分なりに確立しておくことが
重要かなと思っています。

とはいえ、どうやってストレスを解消すればいいの？
という方もいると思うので、私がしているストレス解消
の方法を紹介しますね。

まず、運動です。

運動はストレスの解消にもいいので、散歩をする気分で
ウォーキングをしたりしています。

その途中にちょっと走ってみたりとか、適当に歩いています。

次に、音楽。

自分の好きな曲を聞くことで、リラックスできますし、
流れている歌を一緒に歌ったりして気分転換してます（笑）

そして次は、読書。

元々私は本を読むのがすきなので、好きなことをすることで
ストレスの解消になっていると思います。

読書でなくても自分の好きなことをすることが
ストレスの解消には一番いいのかな？と思います。

あと、最近はじめたのが瞑想です。

瞑想はストレスを下げるのにとてもいいということを聞き
最近やりはじめたのですが、実際凄いリラックスできて
いいなぁと感じています。

私は、寝ながらヨガというアプリを利用していますが、
とてもリラックスできますし、やりながらそのまま眠りに
ついてしまうこともあったりしますね。

結構おすすめです。

他には、お風呂の湯船につかってリラックスしたり、
頭の中にあるストレスや不安をノートに書き出したり、
とにかく寝たり（笑）というような感じで色々と試しています。

〇まとめ

以上、便秘体質になってしまった経験談や
便秘になりやすい人の特徴、便秘が女性に
多い理由、便秘と体質の関係性、そして
便秘体質の改善方法、といった情報をまとめてみました。

改めて見てみると、自分は便秘になりやすい人の特徴に
凄い当てはまっていたなぁと感じましたねー。

生活が不規則でしたし、野菜をあまり食べなかったり、
運動を全然してなくて運動不足だったり、挙句の果てには
神経質で不安症な性格からストレスも感じやすいです。

なんか、便秘になるべくしてなっていたんだなぁという
感じですよね。

客観的に自分の生活や行動を考えてみることで、
そう思うことができました。

悩みには原因があるので、その原因をつきとめていき
それを改善することで、悩みを改善できると思います。

便秘についても同じで、便秘になってしまっている原因や
便秘体質になってしまっている原因が絶対にどこかに
あるはずです。

自分がなんで便秘によくなってしまう便秘体質なのか？
ということを、しっかりと考えてみることが便秘体質の
改善につながる第一歩なのかなと思います。

便秘と体質